フォーシーズンズホテル丸の内 東京様は、世界中に展開されるホテルグループのひとつとして、東京を代表するビジネス街、丸の内中心部に位置するラグジュアリーホテルです。宿泊のお客様や訪れるお客様に向けて、イベントの開催やレストランのご案内などさまざまな告知を効果的に行うために、リコーのデジタルサイネージとレーザープロジェクターによる映像システムを導入されました。
エントランスでプロジェクターを活用したデジタルサイネージを実現
高輝度(6000lm)のレーザープロジェクターを設置
【導入の狙い】
【導入後の効果】
世界中から訪れるビジネスエグゼクティブや観光で訪れるお客様を、上質なおもてなしで迎えるフォーシーズンズホテル丸の内 東京様。きめ細やかなサービスや季節を彩るイベント情報の発信や、デジタルサイネージとレーザープロジェクター導入の狙いについて、ホテルマネージャー岸様に、お話しを伺いました。
「当ホテルでは、年間を通してさまざまなイベントやお知らせしたいことがあります。レストランのイベントであったり、季節の新メニューのご紹介であったり、客室やスパなどの館内の施設を、宿泊のお客様や来館のお客様にもっとご紹介したい想いがあります。こうしたインフォメーションを視覚的に訴えかけるものとして、これまではレセプションカウンターにタブレットPCを置いて、ご案内をしていました。また、客室内のレターや室内テレビのVODのチャンネル画面でも告知をしていましたが、お客様に印象強くアピールするためには、もっと大きな画面でアイキャッチングな訴求が必要だと感じていました。
そこで、当初はよく飲食店などにあるディスプレイを設置してはどうだろうかと考えていたのですが、限られた空間ということと、ラグジュアリーホテルとしての佇まいを考慮すると、受付周りやフロアにできるだけ物を置きたくないという気持ちがありました。お客様の目につくところに大きな物を置かないで、いまある施設を活かしながらできる方法はないかと検討していたところ、リコージャパンの担当者から『プロジェクターで投影する方法はいかがでしょう』という提案を受けました。そこで、エントランスを入ってすぐ目に入ってくる大きな円柱に投影してみたところ、想像していたより遥かにきれいで、これならいける!という手応えを感じました。円柱をスクリーンとして利用するので他のインテリアの邪魔をしないことと、プロジェクターも天井よりも高い位置に設置してお客様の目につかない点も、満足のいくものを実現できたと思います」
こうして、当初の目的である「限られた空間での大画面投影」を実現されたフォーシーズンズホテル丸の内 東京様。次に、活用方法について具体的にお話を伺います。
さらに、実際にコンテンツの作成や管理の方法、また使い方と効果について岸様に語っていただきました。
「導入が、イベントの多い年末年始のタイミングだったことは、この映像ツールの良さを最大限発揮させる上でもとても良かったと思います。クリスマスディナーやカウントダウンのイベント、お正月のイベント、おせち料理のご案内などのコンテンツを画像や動画で作成し、デジタルサイネージでスケジュールを組んで、事前にアップロードして運用しました。多くのお客様に向けて鮮やかな画面でお知らせすることができました。フロアに光が射す昼間でもしっかりと見えますし、夜になると円柱に映し出した画像がくっきりと浮かび上がって華やかさを演出する効果もあります。ホテルのフロアは、立ち止まって見るというより、受付やエレベーターホールへ向かって歩きながら見る場所ですので、鮮やかなビジュアルと必要なメッセージがはっきり印象付けられることが大切です。その点でも、私たちの想いどおりの効果があったと実感しています。」
エントランスにある円柱にレーザープロジェクターで投影
プロジェクターは入り口の上部に設置
お客様への確実なビジュアル効果を発揮するリコーの映像システム。その特性を活かした細やかなコンテンツ配信について、さらにご説明いただきました。
「一日を3つの時間帯に分け、異なるターゲットに向けたコンテンツを配信しています。9時~17時のデイタイムは、若い女性を対象としたブライダル関連のご案内や、アフタヌーンティーの催しのお知らせに充てています。17時~21時のナイトタイムは、ディナーでご利用されるお客様に向けたレストランやBARのご案内が中心となります。そして、21時~23時は、海外から深夜便でご到着のお客様や外出からお戻りになったお客様に向けて、心安らぐイメージ映像を流しています。当ホテルは外国からのお客様も非常に多いですので、この時間帯には東京を紹介する動画を流すなどの工夫もしています。投影するコンテンツは内容が変わったタイミングで更新していますが、リコーデジタルサイネージは簡単にスケジュールを組んで、コンテンツをアップロードできるので、プロモーションツールとして活躍しています。深夜はプロジェクターの電源をオフにしていますが、ネットワーク上で電源オン・オフができるので、非常に便利です。スタッフの手を煩わせることがないので助かっています。
今後に向け、現在確立したこの手法で年間のさまざまなイベントに対応していきたいと考えています。ブライダルフェアにしても日程が次々と変わります。フェア終了後は、すぐに次のフェアのご案内をしなくてはなりません。レストランのメニューにしても、季節ごとに新メニューが追加になり、グランドメニューも変更されます。そのタイミングに合わせてコンテンツの配信もすぐにアップデートしています。こうした各種イベントに合わせてスケジューリングできるシステムの良さを十分に活かしながら、お客様のニーズを先取りし、お応えしていきたいですね。」
フォーシーズンズホテル丸の内 東京様は、タイムリーで高品質なビジュアルコミュニケーションを通して、これからも卓越したサービスを提供し続けます。
ブライダルフェアの告知
レストランのご案内
デジタルサイネージとレーザープロジェクターを活用して、お客様への情報発信効果の向上を図るフォーシーズンズホテル丸の内 東京様。
選定に至ったポイントをご担当者様に挙げていただきました。
フォーシーズンズホテル丸の内 東京 様
業種:ホテル業
URL:www.fourseasons.com/jp/marunouchi
デジタルサイネージ導入担当者が確認しておくべき15の導入検討チェックリスト
導入に必要な検討項目をチェックリスト形式で紹介します。デジタルサイネージの新規導入、運用改善の検討にご活用ください。
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