PROJECT STORY
地域の方々の大切なコミュニティを守るために。
商品やサービスを提供する場としてだけでなく、地域の方々の安心・安全な暮らしを支えるコミュニティ機能も担う商店街。しかし近年はその衰退が顕著で、「シャッター通り」と化してしまうエリアも少なくありません。そんな商店街を活性化するために、何かお手伝いはできないか。そこでリコージャパンが考えたのは、「商店街を明るくする」こと。LED照明と監視カメラを導入して、より多くの人が安心して利用できる場所にしたい。早速、元町四丁目商店街を運営している組合に連絡をとり、理事長のもとへと伺いました。
ノウハウなき、新しい領域への挑戦がスタート。
「国からこんな補助金があるのですが…」。持ち出されたのは意外な相談でした。商店街の活性化を目的とした補助金があるものの、申請方法が複雑であったり、補助を得るためのノウハウが不足していることから、申請に着手できていないと言うのです。 もちろん、リコージャパンにも補助金申請のノウハウはありません。それでも、よりよい商店街にしたいという理事長の強い思いに動かされ、補助金申請の代行を引き受けることにしました。
アプローチを続け、ついに補助金事業に採択。
ゼロからの挑戦。さまざまな書籍にあたり、補助金事業を司る中小企業庁と何度もやりとりを繰り返しました。組合の方々と話し合いを重ねながら、商店街の概要や事業計画、PR資料等のさまざまな申請書類をそろえ、事務局に提出しました。その結果、無事に補助金申請が通り、LED照明と監視カメラの導入が実現することに。商店街が明るく安全になれば、きっと活性化につながる。そう信じて、組合の方々とリコージャパンがひとつになり、アプローチを続けた成果です。
高い節電効果が見込めるシステムを導入。
元町四丁目商店街では、既設の照明器具はそのまま残し、電球だけを交換する仕組みを採用。さらに、消費電力の調節が可能で、高い節電効果が見込めるLED専用電源を導入しました。そして、訪れる方々を見守る監視カメラも複数台設置しました。以前より明るくなった商店街。地域の安全と大切なコミュニティを守るために、リコージャパンはこれからも活動を続けていきます。