RICOH Value Presentation 2019
開催レポート
-令和元年:新時代の企業生産性を革新するICTと働き方改革-
- 11.12 TUE
- 11.13 WED
グランフロント北館 B2F ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター
- 主催・協力
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- リコージャパン株式会社
- 株式会社リコー
- リコージャパンビジネスパートナー
11月12日(火)-13日(水)に開催致しました「RICOH Value Presentation 2019」はお陰様で大盛況のうちに終えることができました。ご来場いただきましたお客様、ご協力いただきましたパートナー各社の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
RICOH Value Presentation 2019では、私たちが取り組んで参りました課題解決への改善活動を社内実践事例としてご来場された多くのお客様にご紹介しました。
コンセプトステージでは、企業の生産性向上への取り組みとして、私たち自らが改善へ取り組んでいることを、実践事例として2つのテーマでご紹介しました。
1つ目は、【ホンネにホンキで「働き方改革」こたえます!】。お客様の職場や業務でも良くあるお悩みや課題を、リコージャパンの社員が実践事例を通じた解決策や、昨年、関西を襲った地震発生後の対応、豪雨、台風への備えについてご紹介しました。
2つ目は、実演販売士の「まかせんしゃい井上氏」による、企業が働き方改革へ取り組む上での課題解決の秘訣について、デモンストレーションを交えながらご紹介しました。
展示会場の入口では、「SDGs」や「5G」などの2019年のキーワードをテーマとし、ビジュアルによる空間演出をご体感いただきました。
昨年も大好評だった業務プロセスの効率化をテーマとしたコーナーです。各部門(営業部門・経理部門・人事総務部門・法務部門)に存在している手作業業務と制度対応業務を、最新の技術でどこまでの改善ができ、生産性向上が実現できるのか?を皆様に体感いただきました。また、業務の自動化ではコアプロセスへの受け渡し前と出力後のエッジプロセス領域にフォーカスを当て、RPAやAI-OCRなどによる”点から線” ”業務の流れの完全自動化”の実現をご覧いただきました。
FAX・メール・紙…ロングテールの要因となる大半を占める紙・画像からの電子化~基幹入力、ここまで自動化が可能になりました。AI-OCR・RPA・AIによる意思決定、皆さま技術の進歩に驚かれています!黒山の人だかりでした。
入力前作業と同様に紙が大量に発生する出力後作業コピーしてFAX送信、折りたたんで封入して郵送 ”効率化は無理” とあきらめる必要は無くなりました。
皆さま困られている様子、熱心に聞き入っておられました。
本業の業績に直結する営業業務の生産性向上、今回はKintoneをベースとして簡単・速攻で効果を発揮する仕組みを展示いたしました。皆さま共通の課題も多く、数多くの方が立ち寄られました。
何時の世も作業が減らない人事総務、制度対応である電子申請(e-Gov対応)にも人だかりが出来ている状態、その隣には人財管理と多くのお客様にお立ち寄り頂き、大賑わいの2日間でした。
働き方改革の展示ゾーンでは、「長時間労働の是正」・「コミュニケーション」・「テレワーク」・「ワークプレイス」・「Office 365」の5つのゾーンに分け、働き方改革に関するリコージャパンの社内実践事例やソリューションを展示・紹介しました。
2019年4月に施行開始された働き方改革法案に基づく勤怠管理について、5つの業種別にソリューションをご紹介し、ご好評いただきました。全業種向けの労務時間管理のコーナには非常に多くのお客様にご来場いただきました。
“セキュアで無駄の無いコミュニケーションを実現する”をテーマに名刺の電子化・連絡先管理・コミュニケーション強化ソリューションをご紹介しました。実演販売士「まかせんしゃい井上氏」による名刺電子化の実演の効果もあり、多くのお客様が足を止めていました。
リコージャパンが取り組む「場所にとらわれない働き方」をツールの紹介だけでなく、実際の運用ルールと合わせてご紹介しました。メインステージでの複合機を活用した紙文書電子化の紹介の後は特に多くのお客様が熱心に聞いていただきました。
ABW(Active Based Working)に適応した空間デザイン・ソリューションのコーナを中心に32インチ インタラクティブ ホワイトボードの埋込型テーブルや社内実践紹介のViCreAのコーナには常に多くの人で賑わっていました。
働き方改革の推進に伴いテレワークやモバイルワーク、企業のクラウド利用も急速に増えており従来のネットワークの境界線であるファイアーウォールでセキュリティを守る方法では対応できない状況になっておきております。ボーダーレスとなった環境でのセキュリティ対策をどのように行うべきか?の観点から各種ソリューションをご紹介しました。
インターネット空間にお客様のアカウント情報が漏えいしていないか調査できるサービスをご案内しました。リスク把握とセキュリティ事故を未然に防止するための取り組みとして、多数のお客様が関心を示され、その場で漏えい件数のみ無償で調査できるサービスも盛況でした。
生産性向上のためモバイルワークを検討しているお客様が多く、盗難・紛失対策のソリューションを紹介しました。簡単かつ効果的な機能に、説明を受けたお客様は高い関心を示していました。
モバイルPCにおける情報漏洩対策をご紹介しました。
外出時のPC紛失や故障によるデータ消失リスクからも保護し、働き方改革に伴いモバイルワーカーも増加するなか、多くのお客様が高い関心を持たれており導入検討いただきました。
クラウドサービスで働き方を変えていこうとされているお客様から多く頂く、「自宅やネットカフェから使えてしまう?」「ID/パスワードがたくさんあって大変!」という問題の解決策をご紹介しました。顔認証など最先端の認証方法にも高い関心を示されていました。
業種課題解決ゾーンでは「製造業」「建設業」「不動産業」「福祉業」「医療業」「印刷業」「運輸業」「観光業」8業種のお客様向けに特化したソリューションを展示しました。業種特有の『仕事の流れ』『業務の困りごと』に沿って最適なソリューションをわかりやすくご紹介し、体験コーナーではお客様の歓声も上がる活気あふれるゾーンとなりました。お客様の「ICTの導入により作業効率を上げたい」「人材不足をICTで補いたい」などの声にお応えできました。
生産性の向上を図るカイゼンや技術伝承を支援する「動画分析ソフト」「稼働監視システム」が注目されました。「3Dプリンター」は試作だけでなく幅広い活用方法を出力サンプルで提案させていただきました。「パワーアシストスーツ」はお客様が実着を“体験”をされ、製造業だけでなく他業種のお客様も足を止めていました。
業務負荷軽減につながる「施工管理」「日報作成(工事台帳作成)」に高い関心が集まりました。また危険を伴う現場写真撮影業務や計測業務の安全対策・効率化対策として「電子小黒板」「3Dレーザースキャナ―」「赤外線カメラ」にも注目されました。
人材不足を補う「見守り支援」「介護記録」ソリューションが注目されました。特に「ナースコール/インカム」や「ベッドセンサー/クラウドカメラ」は実機を交えたデモンストレーションでお客様に実感いただけましたが、業務改善ニーズの高さや緊急性を感じさせられました。
機器だけでなく数多くの「出力サンプル」も展示し、印刷物の付加価値を高めることで印刷業のビジネス領域拡大・売上拡大を提案させていただきました。このゾーンには印刷業のお客様だけでなく、小売業やサービス業など印刷業務を抱える多くのお客様の関心を引き付けました。
エピローグではリコージャパンのSDGsへの取り組みや、SDGsの達成に貢献するソリューションをご紹介しました。
また、SDGs取り組み社内見学ツア-のチラシを配布したり、SDGsの各ゴールに対する宣言をご来場の皆様にデジタルメッセージボードで書いて頂くことで、東北への桜の植樹に貢献する取り組みも実施しました。
セミナーでは、お客様の課題毎に2テーマに分け、ご紹介しました。
経営課題を解決した改革の実践者、業界を牽引する各分野の第一人者より、経営層の方に向けて、企業経営のヒントとなる事例やノウハウをご紹介した「エグゼクティブセミナー」
さらに働き方改革をはじめ、お客様が抱える様々な課題の解決策を実践事例や最新のICT活用事例を交え、実務者の視点でご紹介したり、リコーグループ各社で抱える様々な課題解決への取り組みを通じて得られたノウハウをご紹介する「課題解決セミナー」、約30セッションのセミナーを開催しました。
智辯和歌山高校野球部
名誉監督
高嶋 仁 氏
ダイヤ精機株式会社
代表取締役社長
諏訪 貴子 氏
ジャーナリスト
長谷川 幸洋 氏
未来工業株式会社
代表取締役社長
山田 雅裕 氏